【自宅でテレビを楽しむ】
退屈な自宅待機生活を充実させる上で重要な位置づけにあるのがテレビです。
私もけっこう見ますが、最近はコロナウィルス関連の番組ばかりになり、ちょっとうんざりです。
たしかにコロナウィルスの脅威は感じていますが、昼間の番組がどのチャンネルもコロナ関連の番組ばかりになるのはどうかと思います。
そこで、自宅で好きな番組を好きな時間に見る方法を提案したいと思います。
今回は、リビングにある録画機に記録された番組を自分の部屋やスマホで見る方法をご紹介します。
●過去の録画番組を自分の部屋でじっくり見る
私の場合、面白そうな番組や映画は片っ端からHDDレコーダに録画予約してありますが、なかなか見る機会がありません。
そこで、自宅待機中になるべく見ています。
でも、子供や配偶者がテレビを見ているときに自分だけ別の番組を見ることができない場合があります。
そんな時に役立つのがネットワーク経由で別の部屋やスマホから録画した番組を見る方法なんです。
これは、DLNA (*1) という基準に基づいたテレビやテレビチューナまたはスマホアプリを利用することで可能になります。
この機能は、メーカによって呼び方が変わっていますので、注意が必要です。下記にメーカごとの呼び方をまとめてみました。
たぶん、DLNAと横文字を並べても一般の方には通じないため呼び方を変えていると思われます。
- パナソニック お部屋ジャンプリンク
- シャープ ホームネットワーク
- 東芝 レグザリンク
- ソニー ルームリンク
- 日立 AVネットワーク
- 三菱 家庭内ネットワーク(またはDLNA対応)
- アイ・オー・データ DLNA対応
上記に登場しない海外製品や国内製品はDLNAに対応していない可能性があります。
DLNAに対応した機器であれば、録画側がDLNAサーバとなってDLNAクライアント(テレビやチューナ、スマホ)からネットワークで接続することによって録画番組の視聴ができます。
あなたの家に録画機があれば、DLNAサーバの機能があるか一度ご確認してみてください。
DLNAの規格に準じていれば、基本的にメーカの枠を超えて視聴が可能となりますので、東芝の録画機をパナソニックのテレビでDLNA再生することは可能なはずです(未確認)。
私の場合は、パナソニックのブルーレイディーガの録画番組をアイ・オー・データのテレビチューナを使ってネットワーク経由で視聴しています。
自分の部屋にいながらリビングにある録画機の操作ができるのはなかなか面白いです。
もちろん、スマホでも見られますので、家の中ならどこででも録画番組を見ることができます。(ただし、この機能は屋外では利用できませんので、外出先で録画番組を見ることはできないようです。)
DLNA対応のレコーダの映像をスマホ等で視聴をするためには、DLNAプレーヤー(アプリ)を各機器に組み込む必要があります。
DLNAプレーヤーで代表的なものにDiXiM Play というアプリがあります。
ただし、アプリ自身は無料でダウンロードできますが、BSや地デジ番組は著作権で守られているため、録画番組を視聴するためには、DTCP-IP(*2)というライセンスが必要になります。録画番組を視聴する場合は、ライセンスが必要になります。
このライセンス金額は再生するメディアによって異なっていて下記のようになります。
スマートフォン(Andoroid、iPhone) 月額:100円 買切り:1,300円
タブレット(FireTV、Fireタブレット)月額:100円 買切り:1,300円
PC(Windows) 月額:200円 買切り:2,600円
なぜかWindows版だけ値段が倍になっています。
私が使用しているアイ・オー・データのテレビチューナには本体価格にこのライセンス費用が含まれいるため、特に契約をしなくても録画番組の視聴が可能です。
つまり、DLNP対応の機器の場合、ライセンス費用がすでに含まれているため、機器を購入するだけで利用可能できるというわけです。
最後にDLNPに対応した製品の例を挙げておきます。
ネットワーク視聴に対応したテレビチューナ
I-O DATA ネットワーク対応テレビチューナ HVTR-BCTX3
ネットワーク視聴に対応したテレビ
パナソニックの場合、「お部屋ジャンプリンク」というキーワードで呼ばれていますので、このキーワードを含むテレビはすべて対応しています。
例)パナソニック ディーガ UN-19F9
*1:DLNA (Digital Living Network Alliance)
*2:DTCP-IP
( Digital Transmission Content Protection – Internet Protocol)
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